ASD(自閉症やアスペルガーの総称)は完全に定型発達と同じになるのは難しい
(脳の発達が途中の、幼少期なら、大幅な改善は可能。幼少期なら、完全な治癒も可能かもしれない。
詳細はこちらの記事)
なので、治療を目的にしても仕方ない
ASDは手段の目的化が起こりやすいけど、治療を目的にしても仕方ないと思う。
「主観と客観の乖離」が一番の症状だけど、客観で変ではないかどうか、を目的に生きても仕方ないと思う。
主観の問題を減らしつつ、治療が現在の自分にとって、負担にならないこと(デメリットよりメリットが大きいこと)をするしかないと思う。
治療の選択肢
私が実践中
・認知行動療法
・栄養補充
・環境調整(障害者手帳の取得もあり)
実践してないけど効果があると知ってること
・腸内フローラ移植
効果は不明だけど、そういった治療があると知ってること
・ビジョントレーニング
・レーザー治療
・サウンドセラピー
など
ビジョントレーニングとは、「発達障害がある人は立体視が弱いので、立体視ができる目の訓練をしたり、メガネをかけましょう」というもの。
レーザー治療はレーザーで色々な病気を治療する、サウンドセラピーは音で脳の再配線を行うもの。
(この2つを詳しく知りたい方は参考文献を読んでみてほしい)
何十万円、何百万円かかる治療だとか、治療が負担を増やしてストレスになるようなことは、逆効果だと思う。
負担にならない治療をして(私の場合は、認知行動療法や栄養補充)、
主観での問題を減らして、合う環境を選んで、
主観で楽しく生きられる状況を増やして、主観で楽しく生きていくしかない
と思う。
関連記事
ASD向けの認知行動療法→こちら
ASDに必要な栄養補充について→こちら
参考文献
発達障害を含めた、脳の病気の最先端の治療がわかる本
(著者や登場する人はASD傾向の人がほとんど)
自閉症の男の子の症状が腸内フローラ移植で大幅に改善したという症例が載っている(他の腸内環境に関する本でも、よく見かける。色々な本に載っているが、個人的に信頼している医師を選んだ)