脳を変えて楽になった、と書いているが、客観的数値がないと信じない人もいるかもしれないので、客観的数値でも改善していることを公開しておく。
・不安に対する反応の変化
扁桃体を抑える方法という記事(こちら)でも紹介したが、無料の注意バイアスアプリで、不安に対する反応を調べることができる。
注意バイアスアプリを使うことで、ネガティブよりポジティブに意識を向けて、不安に対する反応を強くすることができる、と言われている。
そういう効果があろうがなかろうが、日常の脳の使い方の変化で、不安にどれだけ強くなったかを知ることができる。
私は、楽観回路を鍛えるために、夏頃から、意識的に「良い部分を見る」ということを続けていた。
その結果、不安に対する反応も、強くなってきた。
ABSという数値が小さくなればなるほど、不安に強くなっていると言える。
(余談だが、4回目→5回目で改悪しているのは、カウンセリングを受けたから。
発達障害で時間感覚がなかったり、過去が現在と混ざって混乱しやすい人は、カウンセリングで過去を見ることは悪影響の方が強いと思う。
ある程度整理できたら、過去は見ずに未来を見て生きる方が、安定すると思う)
・Nバック課題の変化
発達障害がある人は知っているかもしれないが、Nバック課題でワーキングメモリが鍛えられると言われている。
海馬を鍛えられるのだと思う。
発達障害がない人がどの程度の短期記憶の良さなのか、知らないが(両親は両方とも海馬が弱く短期記憶が弱い、付き合う人や選ぶ職場も似た人が多い環境で、周りも短期記憶が弱い人が多かったため)主観で、以前より短期記憶は強くなっていると感じる。
数ヶ月前は、なべを火にかけたまま忘れるということがよくあった。
今は、ほぼゼロになっている。
(セルフイメージの変化もあると思う)
無料で公開されているNバック課題のスコアの履歴が、こちら
7月にやってから、全く触れていなかった(笑)
今回数ヶ月ぶりにやって、やり方を思い出すのに時間が必要で、最初は2回で終わった。
やり方を理解してからやると、7月の2倍程度のスコアになっていた。
誰しも、主観で成長することが可能
どちらも、客観的にどうなのかは知らないが(周りの大多数はもっと不安に強いのかもしれないし、もっと短期記憶が強いのかもしれない。はたまた、平均程度なのかもしれない)客観を気にしても仕方ない。
人間には主観しかないから、主観でストレスが減って、主観で成長していたら、それで十分なのだと思う。
正解の脳はないから、定型発達のような状態を目指すのではなく、主観のストレスを減らして合う環境を選んで、主観で楽な状態になれば、それで十分だし。
主観の成長は、誰しも可能。
脳の使い方を変えたり、栄養状態の改善をしたり。
そのために必要なことは、このブログでも色々と記事にしている。
いくら、栄養状態の改善と脳の使い方や認知行動療法で、発達障害の症状が改善すると言っても信じない人もいるのだろうが、改善するのは事実なので、改善させたい人は、当ブログの情報を参考にしてみてほしい。