ネットでは、無自覚ASD(自閉症やアスペルガーの総称)たちが、男vs女をよくやってる
私も視野が狭かった時は、女視点しか無かったが、視野を広げたら、男に生まれても女に生まれても、常識を鵜呑みにしてたら不幸だな、と思った。
男に生まれても女に生まれても、不幸だと思う
日本では、どっちも不幸。
お互い、片方の視点だけで言ってるけど、両方の視点を持てば、両方とも不幸だな、と思う
そもそも、日本の「普通」が、病的。
寝不足世界一、栄養不足も先進国の中では多い方(アメリカ、日本、韓国に特に多いと思う)、セックスレス世界一で、病んで当然。
寝ない、食べない、セックスしない、と、人間の基本欲求を無視して働いてたら、病むのは当然…
戦争している国を出て外から見たら「クレイジーだ」と思うように、日本も外から見たら、「クレイジーだ」と言われるような国。
それを自覚する人が増えれば良いと思う。
以下に、どちらの場合も不幸だと、例をまとめてみた。
全て、自分や周りで、見てきた例。
ネットで見たとかではなく、この目で見てきた、体験してきた、例。
身近に見てきた、体験してきた、例。
妄想ではなく、そういう人たちがいる。少数派ではなく。
(男性は競争とは無縁なら、病んでいない人もいるが、女性は中心に近い環境は勿論、中心に近くない環境でも、病んでいる人が多い)
中心の男・中心の女→中心以外の女→競争と無縁の男
の順で、抑圧が強いと思う。
女はみな、程度の違いはあれ同じように病んでいるが、男は病んでいる人と病んでいない人の差が激しい。
(女も学生のうちは、抑圧が少ない。社会に出ると、程度の差はあれ、病む)
競争と無縁で、病んでいない男を見たら、「男は楽で良いよな」と思うけど、競争に追われてストレスで自殺寸前の男を見たら、女は仕事でそこまで追われなくて良い、男は仕事しかなくて可哀想だなと思うから、どちらにせよ、両性とも不幸だと思う。
日本に男として生まれて、常識を鵜呑みにして育った場合
男に生まれて金を稼ぐことへのプレッシャーに追われる
スーツを着て高い時計をつけて、自分も他者も、持ち物や肩書きや学歴しか見えない
真夏でも長袖のスーツを着ている
名刺を出して名乗る時に、会社の名前しか言わない。個人ではなく、組織の歯車として生きている
上司に媚びへつらい、年功序列の理不尽にストレスを溜める
無能な上司が、年上というだけで偉そうにしてることがストレス
仕事の能力より上司への媚びで評価が変わる、理不尽、不満
感情表現を許されず、大黒柱としてのプレッシャー
男なんだから長時間働いて当たり前、正社員で当たり前というプレッシャー
そういったストレスを言語化するすべを持たないので、酒に溺れたり、妻や子供に暴力をふるったり
ストレスを弱者に八つ当たりする男のせいで、男性不信の女も多く、そんな女たちに白い目で見られる
自分が悪いことをしてなくても、電車で痴漢を警戒されたりする
自分個人は女性に暴力をふるっていなくても、男は加害者という前提の社会で生きることで、自分の男性性が嫌になったりする
女性不信文化の中で育ち、メディアを鵜呑みにして女性不信が強くなり、マザコン・ロリコンが悪化
現実の女性と上手く関われず、仕事でストレスを溜めて、低賃金で搾取されながら、二次元に逃避したり、風俗に逃避したり
人によっては、被害者意識から、痴漢をしたり、ネットで女や外国人を叩いたり
「彼女」や「妻」というトロフィーを誰しも与えられてるものと勘違いして、彼女や妻がいないことを相手側のせいにして、女を叩いたり
(自分を磨いたり変えたりせず、「僕がモテないのは僕を見た目で差別する女のせいだ」とか「高収入の女が低収入の男を養うべきだ」とか)
暴力的なAVを鵜呑みにして、暴力的な性行為をして、男性不信の女を増やしたり
「フルタイムで働く」しか社会的に認められた選択肢がないので、それを選べない場合、一人前と認められない
など。
(私は男ではないので、男の辛さは男が語った方が良いと思う。
女の大変さを女性が訴えていたら、「男の辛さは無視するのか!」と言ってくる人もいるけど、男の辛さは男が語るべきだと思う。
女は女の辛さを語ってるだけ、男は女に期待せず、自分の辛さは自分で語る必要があると思う)
男でも、劣等感が少なく病んでいない人もいる。
競争とは無縁に育てば、劣等感は少ないけど、学歴差別が激しい日本という環境では、競争と無縁だと低賃金。
組織で働いてる限り、劣等感は少なくても、低賃金で搾取される。
男の場合、競争とは無縁に生きて、フリーランスや起業で稼ぐのが一番幸せそう。
日本に女として生まれて、常識を鵜呑みにして育った場合
幼い頃から、周りに気を使うことを求められる
愛想とか気遣いとかを要求され、空気を読む能力が高くなる
(そういった環境で生きてるから、女性の方がコミュニケーション力が高いのに、先天的に女性の方がコミュニケーション力が高い、と言ってくる男がいてイラついたり)
女をコンテンツとして消費する環境に育ち、自分の女性性が嫌になる
男尊女卑やルッキズムを鵜呑みにして、見た目や体型しか気にしなくなる
そんな社会が嫌になり、反発してタバコを吸ってみたり
金髪にしてみたり
反抗的な服装をして、男に混じって下ネタを言ってみたり
男に媚びることが正しいと思い込んで、
男へのさしすせそを覚える。
「さすがですね」「信じられない」「知りませんでした」「すごい、こんなの初めて」(せは思いつかない)「そうなんですね、勉強になりました」
男なんて、持ち上げて、バカなフリをして、すごいと褒めて、こんなの初めてと言っておけば良いんだろう、と、見下すようになる
マザコン/ロリコン文化ゆえに、処女信仰も強く、処女を売らなければ勿体ないと感じるようになる
JKといって女子高校生を性的に消費する環境なので、女子高校生というブランドを売らないと勿体ないと感じるようになる
商品化され、コンテンツ化される女性性に劣等感を感じ、その劣等感を誤魔化すために、アイドルや芸能人に依存する
日本や韓国に多い、「キミだけを見てるよ」「キミが僕の全て」という共依存的な歌詞を歌う、アイドルにハマる。
アイドルに肯定されないと、自信が持てなくなる。
テレビや広告に出てくるのは、整った顔をした女性ばかり。痩せた女性ばかり。
反対に男は気持ち悪い容姿や太った人間もたくさん出てくる。
その非対称性に、気持ち悪い容姿の男が嫌いになる。
テレビや広告に出てくるような、整った容姿をお手本にするようになる。
そんな女性が正解で、そうではない容姿や体型はダメなのだと思い込み、見た目や体型の劣等感が強くなる。
同じように、劣等感が強く、女子高校生という弱い存在を金で支配することで、劣等感を誤魔化すような病んだ男たちと共依存の関係になる
アイプチで人工的に二重にしようとする。
痩せなくて良いのにダイエットをする。
親に勧められて、整形をする。
会社が従業員の福利厚生のために健康診断を実施しているのに、「会社に体重を知られるのが嫌だ」という理由で、健康診断を拒否する
体重や年齢という、ただの数字に過剰に縛られている
見た目差別や体型差別、年齢差別の影響を過剰に受けている
栄養不足で内臓の健康はめちゃくちゃなのに、メイクや脱毛など、外側しか気にしなくなる。
社会人になり、1時間に1回はメイク直しに席を立つ。
マスクしないと外に出られない、化粧しないと外に出られない、と、過剰に見た目を気にしている。
自分に自信を持てず、好きな人ができても「痩せてから告白する」などと言う。今の自分のままで受け入れられるという自信が弱い。
「主人」と嬉しそうに呼んで、支配されることや隷属することを喜ぶ。
夫への依存心が強く、結婚指輪をずっとはめている。
夫が「〇〇を買ってくれない」「〇〇に連れて行ってくれない」と常に受け身で愚痴るようになる。
男尊女卑なのにレディファーストはないような、ただ理不尽に見下されたり搾取される環境にストレスを溜める
「好き」だとか「愛してる」だとか言わない、感情表現も弱く愛情表現も弱い男たちとの付き合いにストレスを溜める
AVを鵜呑みにして暴力的なセックスをしてきたり、コンドームをつけたがらない男たちとのセックスでセックス嫌いになる
セックスが快楽のためではなく、承認欲求を満たすためのツールになる。
支配欲を満たしたい男と承認欲求を満たしたい女の、取引のツールになる。
夫が家事育児を手伝わないストレスで、夜ご飯にお菓子しか食べなくなる。
共働きで稼ぎも差がないのに家事育児は自分だけ押し付けられて、別れたいと言っている。
子供は好きだけど夫は嫌いと言っている。
男中心の組織で上まで来た人は、男と女で態度が違う。
男に媚びてたり、男に厳しすぎたり。
経済的に成功しやすいのは男だから、男のくせに稼いでないのは許せない、と思うようになったりする。
男より何倍も苦労して、女で高収入になったのに、わざわざ、自分より収入が低い男と結婚してたまるか、と思ったりする。
ワリカンの会計の際、男から半額もらうのではなく、こっちが半額出して男にレジに行かせるのが正しいと刷り込まれている。
男に払わせるのは、良いことと刷り込まれている。
会計をさせたり、お茶を入れたり、お酌をしたり、無意識に男を立てる役割を刷り込まれている。
男が主役で女が引き立て役という役割を刷り込まれている。
エロ本を目にしたくないから、コンビニに行けない。
性的に強調された女の看板を見たくないから、通らない道がある。
そうやって、無神経に溢れるポルノから身を守るために、神経を使う。
女だけを狙って嫌がらせをしてくる、弱いものイジメをする男がいると、一般的な男に言っても信じないことで、ますます男性不信が強くなる
わざとぶつかってくる男がいると言っても、信じない。痴漢や中年男性からジロジロ見られることへの不快感を訴えても、被害妄想扱いされたりする。
自分たちの加害者性や既得権益に無自覚な男たちか、積極的に差別や攻撃をしてくる男たちか、が大多数で、女性やマイノリティの生きづらさを理解するマジョリティは少数派なので、マジョリティへの不信感が強くなる
男に依存したり、男に支配されたり、家事育児を押し付けられたり、見た目や体型の劣等感が強くなったりする社会構造に嫌になり、男尊女卑のシステムに文句を言うようになる。
ネット上で積極的に女性差別をしてくる男たちと関わり、ますます男性不信が強くなる。
男でも比較的視野が広く、話が通じる方の人間に、性差別や男尊女卑を訴えても、マジョリティの視野の狭さゆえに、真剣に取り合ってもらえず、ますます男性不信が強くなる。
(この間読んだ本で、アフリカレベルの男尊女卑が激しい国でも、マジョリティは女性への抑圧に無自覚、と知り、唖然とした。
なので、アフリカよりマシな日本だと、「性差別?どこにあるの?」というような男がいても、仕方ないんだな…と。
男性でも一部、女性への抑圧を理解している人はいるが。全体の1割かそれ以下。
日本の男が酷いというより、全世界共通で、マジョリティは何も見えないと理解した)
私が特に嫌なこと
電車内の性暴力を「痴漢」と言い換え、未成年の子供を性的に搾取することを「JKおさんぽ」と言い換え、女性が貧困に陥りやすい社会構造ゆえに成立する売買春を「パパ活」と言い換え、女性を取り巻くシリアスな社会問題を軽く見せるような社会に生きていること
痴漢もレイプも児童売買春も、個人売春も、加害者や社会構造を問題視せず、すべてマイノリティ側の責任にしてくること
レイプされた人の服装や行動を責めたり、買う側を責めずに売る側を問題視したり、学生(女側)に騙されて大人(男側)が金を貢がされているという構造にしたがったり。
そうやって、自分たちの加害者性や支配欲に向き合わず、全てマイノリティ側の責任にしてきて、自分たちは被害者だというポーズをとりたがる、マジョリティに囲まれて生きていること
マジョリティに迎合して、被害者の女性やマイノリティを叩く、女たちも多いということ
女同士が連携せず、分断させられ、争っている場合も多いこと
そうやって強者に媚びて、なんでも自分のせいにして、過剰に卑屈になっていたり罪悪感を感じている女が多いこと
初対面の外国人に「〇〇出身なんですか、いいなぁ…私も〇〇に憧れてて、〇〇に行こうと思ってたけど、結局行けなかったんですよね…〇〇、いいなぁ…」と、自分の不幸を呪って相手を羨むような女を量産していること
日本で女性として生きていると、
・男社会に反発して普通の女とは違うというアピール(金髪、タバコ、下ネタなど)
・女を消費する社会に適応して、女を売る(AV、アイドル、JKビジネスなどで消費される側に回る)
・支配的な男に迎合して、依存的な女になる(性依存や恋愛依存、「主人」と隷属する、「ドS」が好きと隷属するなど。もしくは子供に依存したり、ダイエットや過食に依存したり)
・支配的ではない、安全な男に逃避する(韓流ドラマ、アイドル、二次元など)
・上記の構造を生み出す、男尊女卑で男中心の社会に怒りを感じ、意見を発信する
のどれかにならざるを得ないから、可哀想だと思う。
(精神的に安定している人は、4番目の芸能人やアイドルや二次元に癒される、を選んでいる)
日本だけではなく、男尊女卑が激しい環境だと、女性はこういった生き方になるのだと思う。
そういった、社会的プレッシャーが強い女性が1人で子育てをする国は、子供へのプレッシャーも強く、父親が子育てに不参加という無責任な環境で育てられた男が女性不信を強くしているのも、仕方ないのだと思う。
(両親ともに子育てをしていたという環境で育っている男は、女性不信が弱い。もしくは、女きょうだいがいる男)
男尊女卑=男が強者というわけではなく、女に「こうあるべき」が強い社会は、男への「こうあるべき」も強い
男も女も、社会的な抑圧やプレッシャーに縛られていて不幸。
お互いに、自分たちの方が大変だと言っているから、余計に不幸。
こんな風に、どちらに生まれても不幸だと思う。
(男で競争から無縁に生きていたら、不幸度はマシだが。
それでも、競争から外れたゆえの、学歴や収入で劣等感を感じる可能性もある)
お互い、自分の視点しか知らないから、男の方が大変だ、女の方が大変だと言ってるけど、どっちも不幸
男は金や競争に縛られる
女は見た目や体型や劣等感に縛られる
偏差値、年収、年齢、体重など、数字に縛られる人が多いのは、左脳優位が多いせいもあると思う。
数字や言葉や色に意識が向く左脳優位が多いのに、何にでも序列をつける価値観があるから、鵜呑みにして病んでいる人が多い。
その結果、劣等感が強い人が多数派で
支配的な男と、依存的な女
が多い国。アメリカとかも、そんな感じに見える。
(日本に似て、競争社会+男尊女卑。日本に似て、というより、日本がアメリカに似ているのだが…)
男の病んだ働き方を変えず、形だけ男女平等になり、最近は女も競争や金に追われるようになっているが、形だけの男女平等を追求するより、男の無茶な働き方を見直す必要があると思う。
おわりに
むかし、男は会社の奴隷で、女は家庭の奴隷でした。
はい、男女平等です。女性の活躍を推進します。
(働き手が足りなくなってきたため)
男は会社の奴隷のまま、女も会社の奴隷をしながら、家庭の奴隷も続けてね☆
っていうのが、今の日本社会。
そんな環境では、精神を病む人が増えるのが当たり前、結婚したくない、子供は持ちたくないと思う人が増えるのが、当たり前。
そういう病んだ環境を変えた方が良いと思う。
(病んだ環境に適応するのは馬鹿らしい、奴隷的な生き方はやめる、と、気付く人が増えれば、変わると思う)
数十年後、この記事が笑い話になっているような、生きづらさがマシな環境に変わっていますように。