よく、肉食が良いのか肉を食べない方が良いのか、と左脳的な二項対立で特集されてたりするけど、無気力や無感動という低ドーパミンの兆候があるなら、肉を食べた方が良い
遺伝子の記事でも書いたけど、大多数の日本人は低ドーパミン気質
SS型が多く、セロトニンも不足しやすい。
(SS型でも筋肉や腸内環境の安定があればセロトニンは増えるけど、ない人が多い)
低セロトニン、低ドーパミンの人間が多いと言える。
そんな、低セロトニン低ドーパミンの人は、肉を食べると、メチオニンというアミノ酸が増えて、ドーパミンとセロトニンが増える
詳細は、ドーパミンの記事
私の具体的な体験談
最近、買う肉の変更があり、一度に食べる肉の量が増え、メチオニンが増えた。
食事で摂取するメチオニン/葉酸比率が変わったので、ドーパミンとセロトニンの量も変わった。
以前より高セロトニン高ドーパミンになって、デメリットも感じたので、葉酸で抑えてみた。
結果、抑えて低セロトニン低ドーパミンより、高セロトニン高ドーパミンの方が、メリットが多いな、と。
高セロ高ドーパの時
楽しい
色々やる気が出る
楽観的で前向き
じっとしとけないデメリットも
(外に出たい、移住したい、引っ越したいという気持ちになる)
デメリットもあるけど、基本的には前向きで楽観的で楽しい
欧米人には、このタイプが多い
低セロ低ドーパの時
低セロでイライラ
無気力、無感動
やる気がなく、変化も求めず
新しい刺激に興味を持たず
(刺激を面倒くさいと感じる)
なんでもいい、どうでもいい、そして現状維持
低セロ低ドーパにすると、日本に多い、鬱々としたつまらない人になる
セロトニン不足でイライラしていて、変化は求めず、毎日同じことをしたり、同じ習慣に固執したり、保守的な政治家を支持したりする
(遺伝子で支持する政治傾向が変わるという研究もある。低ドーパの人間は保守的な政治を望み、高ドーパの人間は改革を望む)
低ドーパミン気質の人間が多いから、保守的で改革が遅い国だが、高ドーパミン気質の私からしたら、そういう人は肉を食べてドーパミンを増やしたら良い、と思ったりする
低ドーパは低ドーパが好きで、高ドーパは高ドーパが好きだから、低ドーパ気質で長い間生きてきた人は、低ドーパの良い部分もわかるのだろうが、私は長年高ドーパ気質だから、高ドーパの人が好き。
(低ドーパは低ドーパ同士、高ドーパは高ドーパ同士、仲良くしたら良い)
体質に合わせた食事を
どういった状態を選ぶも、個人の自由だが、
低セロ低ドーパで、毎日鬱々としていて、生きるのが面倒…とか思う人は、消化不良に気をつけた上で、肉(メチオニン)を摂った方が良い。
メチオニンは肉以外にも、卵などにも多い。動物性食品に多い。
よく、糖質制限で肉を食べたら元気になった!とか、ホエイプロテインで元気になる!という人がいるが、
そういう人は、メチオニンが足りてなくて、肉やホエイプロテインでメチオニンが増えて、ドーパミンとセロトニンが増えて、安定するのだと思う
低セロ低ドーパでメチオニン不足の人は、花粉症があったり、強迫的だったり。
そういう人は、メチオニンを増やせば、やる気や幸福感が増えると思う。
(このタイプはASDに多いから、発達障害に無自覚で、消化の問題や栄養不足があるなら、そっちの対処も必要)
逆に、ドーパが多すぎるゆえの症状、多動や衝動などに悩んでいるなら、これ以上メチオニンを増やさない、肉を食べない食生活の方がよい。
肉を食べないことで精神的に安定する、攻撃性が弱くなる、などと言っている人がいるのも、元の体質の違い。
なので、万人に共通する食事はない。
肉を食べる方が調子が良い人もいれば、食べない方が多動や衝動が落ち着いて調子が良い人もいる。
どっちの気質で生きるのも個人の自由だが、高セロトニン高ドーパミンの方が、人生の満足度は高いので、主観の幸せを追求したい人は、参考にしてみてほしい。
この記事に書いた内容をより詳しく解説しているのは、ドーパミンの記事