「人間関係=幸福な生活に欠かせない」
「友達は多ければ多いほど良い」という価値観が一般的だが、それも
定型発達の視点からでは?と思うので、考察
結論として
友達は少なくても良い。友達が多い方が幸せなのは定型発達のみ
だと思う。
似た人が多いなら、人間関係は楽しい
似た人が多いなら、人間関係は分かり合えないストレスより、わかりあえる楽しさの方が多い
MBTIでいうFPやFJという定型発達は多数派なので、人と関わっても、ストレスより楽しさが多いといえる
似た人が周りに多いから。
なので、定型発達は、友達が多いし、人と関わるのが好き
(ASDから見ると理解できないぐらい、何十人も友達がいて、常にラインでやり取りしてたりする…)
※ASD=自閉症やアスペルガーを含む自閉スペクトラムの総称
合わない人との人間関係=ストレス
反対に、左脳人間(ASD)は似た人が少ない。
似てない人とのコミュニケーションはストレスでしかない。
向こうの言ってることがよくわからない、こっちの言うことが、伝わらない。
似た人が少なく、ランダムにコミュニケーションをとっていると、似ていない人とのコミュニケーションが多くなり、疲れる。
なので、ASDに関しては、コミュニケーションがストレスになる。
自覚して似た人とだけ関わっていたら、コミュニケーションのストレスは減らせるかも。
左脳人間はストライクゾーンが狭い
基本的に、TPはTPとしか上手くいかないし、TJはTJとしか上手くいかない。
発達障害がある同士でも、TPとTJは対立していたりする。
私(TJ)も母(TP)と対立していたし、最後の職場でも、無自覚のTPとTJがよく対立していた。
私の場合は、TJ同士なら話が通じてストレスが少なく、関わるならTJが一番だけど、数が少ない。
似てない人とわざわざ関わるのは、自傷的かも
私は、わざわざ似てない人と関わって、傷つくことが馬鹿らしいと思ったから、似てない人とわざわざ関わるのは、やめた
(日常生活や仕事では仕方なくても、自分で選べる人間関係で、わざわざ似てない人と関わるのはやめた)
私の場合、自分と正反対のFPタイプと関わると、色々と傷付く。
・向こうは言葉に敏感ではないから、否定的な発言に傷つく
(向こうに悪意はないのはわかっていても、優しい言い回しをしてほしいと感じる)
・向こうは体力があるから、向こうに合わせて遊ぶ場所を決めると、筋肉痛になったりする
(その後の数日間、筋肉痛というストレスでQOLが下がる)
・向こうは言葉に敏感ではないから、私にとって地雷な、ネガティブな歌詞の曲をカラオケで入れてきたりして、精神的に不安定になったり
・向こうは連想が強くないから、嫌な思い出がある場所に行きたくないというのが、わからない
などなど…
相手は悪気なくやっている→それでもこちらが傷付く→傷付いたことで衝突するというパターンを何十回も繰り返し、いい加減に学習した。
会うたびに、心身にダメージを食らうことを繰り返して、いい加減に、諦めた方が良い、と気付いた。
合わない同士で上手くやろうとするのは、マゾ的な自傷行為だ、と。
人間関係のストレスは、全て、相性の問題
このブログで散々書いているが、
人は主観で似た人と上手くいく&似た人が好きなだけなので、脳が似ていない同士は上手くいかず、相手にモヤモヤしたりしやすい。
相手の問題ではなく、脳のタイプが合わないだけ、と理解したら、楽になると思う。
私はそれを知っていて、似ていない人(しかも正反対の人)と関わっていたが、いい加減、諦めた方が良いな、と気付いた。
努力すれば、上手くいくのではという幻想があったが、努力ではどうにもならない、埋められない溝があるな、と、ようやく気付いた。
相手にできないことを求めても仕方ない、相手が理解できないことを求めても仕方ない
脳が似ていない相手に、自分はこういうことが好き(嫌い)だから、こうしてほしい、と要求するのは、無茶だな、と。
ファミレスに行ってイタリアンじゃないことに怒ってたり、イタリアンに行って和食じゃないことに怒ってるのと同じ
もとから、引き出しに無いものを求めても仕方ない、そういうことにようやく気付いた。
言葉に気を使うとか、過去のトラウマを刺激しないように気を使うとか、体力が無い人に気を使うとか、できない人に求めても仕方ない。
そういうことをわざわざ説明しなくてもわかる、言葉に敏感で、連想が強く、体を動かすのもあまり好きでは無い、そういった、同じTJタイプと関われば良いのだな、と、気付いた。
似た人と付き合うのが、一番幸せ
人間は、わざわざ説明しなくても前提を共有できる、似た脳の人と関わるのが一番幸せである。
それは、周りを見ていても、当ブログのMBTIでの相性の考察を見ても、わかると思う。
高校生の頃に、数少ないTJの同性の友達と関わっていたが、他の人にはないコミュニケーションのスムーズさに感動していた。
反対に考えれば、定型発達は、大多数の人間と、そういったコミュニケーションのスムーズさを経験しているのである。
関わる人間の大多数が、ツーカーでわかりあえるなら、コミュニケーションや人間関係が好きになるのは当然だし、
ASDのように関わる人間の大多数が分かり合えないなら、コミュニケーションや人間関係が嫌いになるのも、当然である。
結論。
人間関係が無条件に楽しいのは定型発達のみ
なので、似た人が少ないASDにとっては、コミュニケーションはストレスになる場合が多いので、
人間関係は少ない方が良い、ということになる。
もしくは、徹底的に似た人とだけ関わるか。
徹底的に似た人とだけ関わりたいという気持ちもわかるが、個人的には、人間関係に執着するのも疲れるので、人間関係以外で孤独を満たして、友達が何人であろうが、恋人がいようがいまいが、孤独を感じずに済むように、生活を設計しようと思った。
ASDの人向けのアドバイス
ASDで人間関係を楽しみたいと言う人は、似た人が集まる場所に行った方が良いと思う。
人間関係が苦手な人も、自分のせいではなく、似た脳が少ないから、似ていない人たちとのコミュニケーションが難しいだけだ、と理解して、自分も周りも諦めたら、楽になると思う。
自分のせいでもなく、周りの定型発達が悪いわけでもなく、ただ、脳の違いで相性が悪いだけ。
それを理解したら、楽になると思う。