日本には腸内環境が悪くリーキーガットがある人が多く、発達障害やアレルギーが多い。
どこよりもわかりやすい解説を目指して、腸内環境と発達障害と肌の問題と、過剰なルッキズムの因果関係を説明してみた。
腸内環境の悪化が、なぜ、標題の病気や症状を引き起こすのか
最初に
腸内環境悪化や栄養不足 がある
腸内環境悪化の原因として抗生物質、虐待やストレス、親の栄養不足、子供の栄養不足、重金属汚染、親の飲酒や喫煙、歯並びの悪さによる慢性咽頭炎、その他の環境障害など
環境障害の原因が多い、日本や韓国に、発達障害や栄養障害が多い
(環境要因の詳細はこちらの記事)
日本全体が食への執着が激しい国だが(栄養障害が多い途上国はどこもそうなのだと思う)栄養不足が激しい人ほど、食への執着が激しい。
食べないと血糖値が維持できないので、食事の時間を気にしていたり、栄養不足があるので、いつも食べ物のことを考えていたり。
ビタミンやミネラルやアミノ酸に重篤な欠乏がない、健康状態が良い人(日本では1-2割ぐらい、男性に多い)は、食への執着がない。
健全な先進国になればなるほど、栄養障害が少なくなり、発達障害も少なくなり、左右対称の顔が増え、国民の平均身長も高くなる。
日本は、健全な先進国よりも北朝鮮などの後進国に近い平均身長なので、栄養障害の多さは統計でもわかる。
(身長が高い=栄養状態が良い、とは限らない。左右対称の顔で定型発達で高身長なら、栄養状態は良いが、左右非対称で発達障害があるが、高身長遺伝子で背が高い場合もある)
→リーキーガット(腸管の浸透性の亢進)
教科書通りの治療をする主流の医師は、リーキーガットという言葉を嫌がるが、主流の中でも、腸管の浸透性の亢進が、うつや発達障害や認知症などの脳の病気に関連していると、認められつつある。
(その他、様々な病気に関連する。詳細は参考文献などを参照)
→全身の炎症
リーキーガットにより、腸のタイトジャンクションがゆるくなり、本来は吸収されて通り抜けないものが、血管に入り込むようになる。
腸管の浸透性の亢進(リーキーガット)によって、毒素や有害物質が通り抜けるので、全身に慢性炎症を起こす。
(リーキーガットについて、詳細はこちらの記事を参考に。)
→脳の炎症
(発達時期の脳への悪影響)
全身の慢性炎症は脳にも影響して、発達時期の脳に、悪影響がある
慢性炎症は、発達障害以外にも、様々な病気の原因となる。
→脳の発達に凸凹が生まれる
脳は時期によって、発達する部位が違うので、炎症の時期により、ダメージを受ける部位が変わり、症状が変わる
→右脳機能不全(グレーゾーン含むASDやADHD)などの神経発達障害が起こる
※ASD=自閉症やアスペルガーなどの自閉スペクトラムの総称
右脳機能不全でASDになるか、ADHDになるかは、遺伝子の違い か 時期の違い
(だと、私は思う。ASDとADHDで、見た目が違うので。
見た目の違いは、遺伝子の違いか、環境障害の時期の違いが影響していると思う。
私は、遺伝子の違いだと思うが(同じ環境障害を受けても、元の遺伝子で、なる状態が違うと思う)
出生前〜3歳頃までの早期の慢性炎症でASD、それ以降の慢性炎症でADHDになるという説もある)
少数派だが左脳機能不全もいて、そういった人たちは学習障害がある
読み書きが苦手
この人たちは、コミュニケーションの苦手さは目立たないので、社会では問題視されにくい
肉体労働などに多いと思う
欧米などの全て言語化する国では、右脳機能不全で非言語コミュニケーションが苦手でも、問題視されにくい
なので、ASDの中のアスペルガーが多くても、欧米社会ではそこまで問題視されない
(非言語コミュニケーションが苦手でも、日常生活は送れる知能があるため)
日本は、絶対数が多いのに問題視される、特殊な環境である。
無自覚だと二次障害になりやすい環境なので、自分で気づける人が増えるように、情報を書いている。
→右脳機能不全で自己免疫疾患になりやすくなる
その結果、花粉症やアレルギーや喘息などの自己免疫疾患にかかる
ASDも自己免疫疾患の一種だと、明らかになってきている。
自己免疫疾患があるならASD傾向がある可能性は高いし、ASD傾向があるなら、他の自己免疫疾患にかかっている場合も多い
(詳細はこの記事)
この記事で統計を載せているが、花粉症やアレルギーが多い(半数以上)日本社会はリーキーガットを持つ人も多く、発達障害も多い
(私の体感では、
3-4割が右脳機能不全のASD(グレーゾーンを含む),
1割前後が右脳機能不全のADHD、
1割前後が左脳機能不全の学習障害傾向
で、日本人の半数以上は何らかの脳のバグがあると感じる。
無自覚も多く、主観で問題を感じないなら、病気と思わなくて良いが。
無自覚は病んだ認知をしている場合も多いので、嫌なら、離れるしかない
(治療をするかしないかは、個人の自由))
→発達障害やリーキーガットが多いゆえの、過剰なルッキズム
発達障害が多いので、顔が左右非対称な人も多い
(脳に凸凹があると、顔や肩など、見た目にも非対称が出てくる。
見た目でのアンバランスの見分け方は、Dr.メリロの本に載っている)
腸や栄養状態に問題があり、
ニキビ、肌荒れ、ホクロ、シミ、乾燥などの栄養状態の悪さや腸内環境の悪化で起こる症状を持つ人が多い
腸や肌の問題を持たない人の方が、少数派
それゆえの、過剰なルッキズム
肌の問題が少なく、左右対称の顔が少ないため、そういった人たちが過剰に賞賛される。
希少価値があるから、綺麗な肌や、左右対称の顔が美しい、とされている。
これは、発達障害が多い日本や韓国に共通する
途上国ほど、こういった、ルッキズムが強いという研究がある。
(途上国ほど栄養障害や発達障害が多く、左右対称の定型発達の顔が少ないからだと思う)
結論
日本人は腸内環境が悪い人が多く、リーキーガットも多いので、腸に悪影響のものを食べない方が良い。
カゼイン、グルテン、砂糖、アルコール、レクチンなど、腸や脳への炎症の原因になるものを減らすことで、体調や精神状態が改善する人が多いと思う
肌荒れとか見た目とか気にするなら、腸内環境を整えないと、意味がない
腸内環境は気にせず、外側の洗顔や化粧品やスキンケア用品にこだわる人は、エネルギーと金の無駄。
腸内環境が良いと、肌は勝手に綺麗になる。
精神的不調や、疲れやすさ、肌荒れなどで悩む人は、腸内環境を意識して、炎症の原因になるものを食べない方が良いと思う。
腸内環境に関する記事は、たくさん書いているので、整えたい人は、当ブログの情報も参考にしてみてほしい。
社会全体に健康状態が良く、脳や認知のアンバランスが少ない人が増えると、幸福度が高い人や前向きな人が増えて、誰しも暮らしやすい社会になると思う。
(平均身長が高い健全な先進国は、そういった人が多数派で、そういった社会)
日本を含めた途上国(と先進国の一部。アメリカなど)が、病んでいたり戦争をしていたり暴力や犯罪や自殺が多いのは、栄養障害の多さによる認知機能のバグがある人が多い、という理由も大きいと思う。
日本社会に、内臓と脳の健康を取り戻す人が増えるために、自分にできる行動をしている。
参考文献