人間は、セロトニン×ドーパミンの高低の組み合わせで、4パターンに分けられる。
どのタイプが良い、というわけではなく、正解はないけど、なりたいタイプがあれば自分でコントロールすれば良いので、特徴と作り方を書く。
個人的には、高セロ高ドーパか高セロ低ドーパが、安定していて、おススメ
セロトニン×ドーパミンの4タイプの特徴と作り方
・高セロ高ドーパ
MBTIでいうと→FP(定型の右脳優位、左脳優位),TP(左脳偏重)
特徴
大雑把、楽観的、やる気あり、刺激求める、感情的、攻撃的、毎日同じことをするのは耐えられない
定型右脳優位の場合→優しい、周りに気を使う
定型左脳優位の場合→社交的だが、自分が一番好き
左脳偏重の場合→自分にしか興味がなく、自分の話しかしない。一方的に自分のことを話してくる
欧米人に多い、日本には少ない(毎日体を動かしたり刺激が多い仕事は、このタイプの人が多数派。ドーパミンが多いと、体を動かしたり、刺激を求めずにはいられないため)
有利な環境
ベンチャーや肉体労働、接客業など、変化や柔軟性が必要な環境では、この気質が一番評価されると思う
これからの日本社会も、変化や柔軟性が評価されるようになり、この気質が評価されるようになってくる(もうなっているのかもしれない。日本社会は合わずに、19年の春頃から離れているので、最近の事情はわからない)
日本だけでやっていた時は日本の多数派(低セロ低ドーパ)が有利だったが、グローバル化で欧米社会に合わせるとなると、世界的な多数派(高セロ高ドーパ)が有利になる、ということだと思う。
作る方法
メチオニン↑
(メチオニンはサプリもあるが、わざわざサプリを摂らなくても、肉や魚や卵という動物性食品に多い)
簡単に言うと→肉や魚や卵という、メチオニンが多い食品を食べる
その他
ドーパミンが多過ぎるのも悪影響なので、注意
・高セロ低ドーパ
MBTIでいうと→FJ
特徴
楽観的、優しい、柔軟、こだわりが少ない、野心が少ない、現状維持でいい、同じ生活リズムも苦にならない
悟りの境地というのは、このタイプで作れるのでは、と思った。
リラックスした上で、何も要らないという感覚になるので、悟った気分になれる。
有利な環境
僧侶など悟りを目指す仕事の人たち
(矛盾がある体質なので、全世界的に少ない。4タイプの中では、一番少ない。少数派なので、合う環境は少ないが、悟りを良しとする環境なら合うと思う)
作る方法
メチオニン↑
メラトニンを多めにして、深い眠りをとりすぎる(深い眠りが多いとドーパ↓)
(メラトニンサプリに関しては、こちらの記事を参考に)
簡単に言うと→肉や魚を食べつつ、夜寝る前にメラトニンサプリを多めに使って、ぐっすり寝すぎる
悟った気分になれるのは良いけど、何にもしなくて良いとわかると、色々と面倒くさくなるので、行動力がなくなるというデメリットがある。
・低セロ低ドーパ
MBTIでいうと→TJ
特徴
神経質、几帳面、強迫的、毎日同じことを繰り返したがる、無気力、無感動、無関心
有利な環境
保守的な組織で評価されたいなら、この気質が一番かもしれない
(保守的な組織で仕事ができる、と言われているのは、このタイプが多い。
几帳面、完璧主義、仕事中毒が評価される、保守的な環境が合う。組織の求めるやり方にあっているから)
過去の日本社会も、この気質が多いゆえに(特に、権力を持つ社会の中心に多かった)、この気質が評価されていた。
今はグローバル化で高セロ高ドーパの方が評価されるようになっている。
作る方法
メチオニン↓
葉酸↑
簡単に言うと→肉や魚を食べず、野菜などの葉酸が多いものばかり食べる
(葉酸はサプリもある。葉酸の摂取でドーパミンが抑えられる、という件の詳細は、こちら)
その他
日本人に多いと言われている(特に、デスクワークなど、体を動かさない仕事。役所などの権力を持つ組織に多いから、保守的で完璧主義で几帳面な社会)
・低セロ高ドーパ
MBTIでいうと→FP,TP
特徴
イライラ、ピリピリ、攻撃的、八つ当たり、被害妄想、自傷や加害
虐待する親や、犯罪者に多い
いわゆるメンヘラと呼ばれる、精神を病んだ人たちに多い
有利な環境
アーティストや作家など、不安定さが売りになる仕事
作る方法
目指さなくて良いし、個人的に目指して欲しくないから、書かない。
このタイプの人は、セロトニンを増やして、高セロ高ドーパにするか、そこから更にドーパミンを減らして、高セロ中〜低ドーパにするかで、精神を安定させる方が、自分と周りのため。
その他
最初からこの体質というのは珍しいと思う。
先天的な低セロ低ドーパ体質がストレスで低セロ高ドーパになってるか、先天的な高セロ高ドーパ体質がストレスで低セロ高ドーパになってるか
慢性的なストレスで、低セロトニンになり、高ドーパミン(高カテコールアミン)になる、ため
(なので、虐待の被害者はこの体質になる。被害者が加害者になるので、犯罪者や毒親といわれる加害者は、この体質。精神疾患と定義される状態も、ほとんどがこの体質)
この状態の人が、正反対の、悟りの境地に憧れるのかな、と思った
(高セロ低ドーパ)
もしそうなら、悟りというのも、不安定な人から見た正反対の境地でしかない、絶対的なものではないんだなぁ、と。
視野が広くなり、絶対や客観がないとわかると楽だけど、絶対がない世界で生きる孤独というのは、強くなった…。
個人的な体験談、4タイプの体感
4パターン経験した上で、思うことを書く。
まずは、オススメしない2タイプから。
過去は低セロ高ドーパ
自傷や加害が多くなる
今でも、ストレス(筋肉痛含む)や寝不足で低セロトニンのところに、メチオニンに対して葉酸が少なく高ドーパミンだと、この状態になる。
イライラして攻撃的な思考になったりするが、理性(前頭前野)で抑えている
…
余計なストレスになるので、低セロトニンの時は、ドーパは少ない方がよいなぁ、と思う。
このタイプになったら、セロトニンを増やすか(乳酸菌摂取、糖質の摂取など)ドーパミンを抑えるかしないと、イライラして疲れる。
この状態の時、攻撃的な記事を書きたくなる。(日本の嫌な部分についての記事)
ネットで攻撃的なことを書いている人は、ほぼ100%、この状態だと思う。
メチオニンが少ないのに葉酸をとり過ぎると、低セロ低ドーパで鬱々とする。
個人的に、一番最悪なのが、この状態。
低セロ高ドーパはイライラ+やる気があり行動力があるが、低セロ低ドーパはイライラ+無気力で、かなり楽しくない。
楽しい・楽しくないもドーパミンの影響なので、たとえ同じ低セロトニンでも、低セロ低ドーパより低セロ高ドーパの方が、マシなのだと思う。
上記の2タイプは、オススメしない。
高セロ高ドーパだと、前向きで楽観的でやる気もあるけど、ドーパミンが多過ぎるのも、ストレスになる。
焦ったり、刺激や変化を求めたり。
多動や衝動が強かったり、頻繁に引っ越ししないといられない人は、ドーパミンが多過ぎるのだと思う。
私のようなTPタイプの遺伝子の人はドーパミンの分解が弱く、過集中になりやすいのかも、と思う。
高セロ低ドーパだと、悟りの境地を感じられる。
(実際の悟りの境地で、どういう脳の状態なのかは、知らない。そもそも、何をもって悟りの境地とするのか、定義不可能)
リラックスした上で、執着が少なくなり、「何も要らない」という気分になる。
何も要らない、何があってもなくてもよい、何もしなくてもよい、という、無気力に近い状態。
何にも追われなくて、幸せだけど、暇すぎてストレスになったりする。
個人的には、
高セロ+低〜中ドーパ(焦ったり追われたりしない程度に、増やす)が、一番、ストレスが少ないかなぁ、と思う。
おわりに
病んだ作品を作りたいなら、低セロ高ドーパ(病んだ作品を作っているアーティストや個人発信者は、このタイプ)、
主観で不幸でも保守的な組織で評価されたいなら、低セロ低ドーパが良いと思うけど、両方、主観で不幸を感じやすくなるので、個人的に、オススメはしない。
日本はストレスで低セロトニンになるSS遺伝子が多く、主観で不幸になりやすい人が多いけど、欧米人のように高セロ高ドーパの人が増えれば、社会構造とかも変わるのでは、と思う。
(客観的に見て、日本より不幸だと感じるアメリカ社会の幸福度が日本より高いのは、高セロ高ドーパの遺伝子が多いこと、悲観的になりやすい左脳偏重が少ないことも影響していると思う。幸福は客観より、主観で変わる)
前向きに、変化を恐れない人が増えれば、社会構造は変わる。
今は中心に低セロ低ドーパの保守的な人が多いから、一般人の大多数が変わって、社会で支持される価値観が変われば、社会の風通しも良くなるのでは、と思う。
中心に多い、低ドーパ体質が好きな、保守や変化しないこと、現状維持を支持する価値観を続けた結果、閉塞感が強かったり、必要な改革ができなかったりするので。
高セロ高ドーパにしたいなら、肉を食べれば良いので、肉・魚・卵などのメチオニンが多い、動物性食品を摂れば良いと思う。
(悟りの境地を目指すお坊さんが食べる、精進料理に肉を使わずメチオニンが少ないのは、ドーパを増やさないという視点から理にかなっている)
どの気質を選ぶにせよ、全て一時的な脳の状態に過ぎないのだから、色々な悩みは不要と気付いて、楽になる人が増えれば、嬉しい。
全員が、
・全て一時的な脳の状態に過ぎないから、感情も妄想でしかない
・絶対的なものや客観というのはない
と気付けば、世の中は平和になると思う。
(その世界が理想かはわからないけど、私はそういう世界に憧れるので、悟った人が増えればよいなぁ…と思い、悟るために必要なことを書いている)