発達障害の考察

【ASDのタイプ5つ】ASD(アスペルガー)当事者が解説

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ASD(自閉症やアスペルガーの総称)について学んで、分析していて、大まかに5パターンに分けられると思ったので、特徴を解説する。

公式には、

・積極奇異型

・孤立型

・受動型

・大仰型

があるとされている。

教科書通りはつまらないので、自分の感覚で分けてみた

あくまで、このタイプはこういう傾向がある、という意味で、絶対ではない

(実際にはスパッと割り切れず、2つのタイプの中間のように見えるASDもいる。あくまで参考程度にしてほしい)

 

どのタイプにも共通すること

・想像力が弱い

・自分の感情と相手の感情がよくわからない

・コミュニケーションが苦手

・自分では適切に振舞っているのに、周りから変な目で見られたりする

・過剰適応か引きこもるかになりがち

・形式にこだわる(形だけの挨拶、毎回同じパターンでの喋り方、など)

・物を集めるのが好き

・物を捨てるのが苦手

・極端、白黒思考

・慢性的な体調不良

・感覚過敏や鈍麻

など

 

積極奇異型

ASD+ADHDだと言っている人はこのタイプ

・右脳エリア(物理的な右脳ではなく、俗説的に言われる「右脳」エリア)が強いため、積極的

・「やりたい」で行動して、運動も好きな人が多い

視野が狭く、積極的

・ASD+パーソナリティ障害があると、このタイプになる可能性が高い

(虐待で高ドーパミンになるので、虐待されているとこのタイプの要素が出てくる。

このタイプでもパーソナリティ障害がない人も、いるかもしれない)

 

・感情認知能力は弱いはずなのに、感情的

・感情がコロコロ変わる。攻撃的

・思い込みが激しい、被害妄想が強い、キレやすい

・相手の都合を無視して一方的に話す

・自分のことを理解していないが、そのことにすら理解が及ばない(難しいことが考えられない)

・ASDに無自覚な人が多いので、嫌われやすい。ASDを自覚しているタイプもいるが、やはり、嫌われやすい(一方的に話したり、空気を読めない、自虐や自慢が多いなど、面倒なため)

・ドーパミンの影響で、依存的になりやすい

・報酬系を刺激する単純な趣味が多い(アルコール、タバコ、運動、外食、など)

 

先天的に高セロトニン高ドーパミンだったり、虐待の影響で高ドーパミン(高カテコールアミン)だとこのタイプになるのかな、と思う。

 

受動型

ASD+見捨てられ不安の強さで、このタイプになる模様

(見捨てられ不安の強さが主症状の、境界性パーソナリティ障害があった頃の私は、このタイプだった)

・俗説的な「左脳」エリアが強いので、「べきねば」が強い

・自分で自分のことがよくわかっていない

・空気が読めないのに必死に読もうとして、空回り

・人に物を頼まれると断れない

・その場で安請け合いして、後で、モヤモヤする

・自己理解が弱いのでストレスを溜めやすい

・迎合してストレスを溜めて、引きずる。「あの時言われたことなんだけど…」と数日前のことを根に持っていたりする

・自己理解が弱く、べきねば思考が強いので、「正しさ」や「べきねば」を他者に押し付けて、疎まれやすい

・迎合的なので他の内向タイプより笑顔が多いが、作り笑顔なので不自然

・色々なタイプの中で一番迎合しているが、それでも周りとトラブルが起きる。ストレスが溜まりやすい

 

先天的に低セロトニンだったり、私のように虐待の影響で低セロトニンだったりして、なおかつ見捨てられ不安があると、このタイプになるのだと思う。

個人的には一番可哀想なタイプだと思うが、内向+思考停止+「べきねば」優位の人間が多い日本では、目立たない。社会に居場所は得やすいかもしれない

 

孤立型

ASD+回避傾向が強いとこのタイプになる

・自分がASDだとか、人と違うとか、コミュニケーションが苦手だということは理解している

・理解した上で、なんとか、社会生活を送っている(コミュニケーションが重視されない環境を選んでいる)

・基本的には、誰にでも親切、だけど、踏み込まれることを嫌う

踏み込むことや踏み込まれることが怖い

ゲームが好き、読書が好き(好むジャンルは、SF・ミステリー・ホラー・ノンフィクション・哲学など)

「右脳」エリアが強いタイプの場合は、運動や映画鑑賞、音楽鑑賞などが趣味

IT、web系に多い。芸能人やライターなどクリエイティブ系にもいる

文章を書くのが好き、得意な人が多い。文章は独り言になりやすい(相手に伝えたいという気持ち、伝わるという信頼が弱い)

孤独とどう付き合うか、試行錯誤している人が多い

・普段は孤立しているが、気を許した相手に依存的になりやすい

完璧主義になりやすい

・真面目で向上心が強く、仕事にのめり込みやすい

 

先天的や後天的に低セロトニンで、回避傾向が強いと、このタイプになると思う。

今の自分がこのタイプなので、あまり悪くは言えない

 

マイペース型   

愛着に問題がなく育つと、この型になるのかも

・頭が良い(勉強が得意)、ロジカル

・感情的なことが理解できない、空気が読めないことを気にしていない

・ひたすら一方的に話す

・周りから変な目で見られていても気付かない

・良くも悪くも、マイペース、典型的なASD(一般的なアスペルガーのイメージに近い)

・愛着に問題がなく育ち、能力を最大限発揮できている

・マニアックな知識、圧倒的な記憶力など、一般的な人と違う能力がある

完璧主義(高セロトニンタイプは違う)

・真面目で向上心が強く、仕事にのめり込みやすい

(仕事ではなく、趣味が生きがいの人もいる)

・積極奇異型と同様、目立ちやすいので、嫌われやすい

 

 

成功者型  

・マイペース型より、社会に適応している

医師、学者、スポーツ選手などに見かける

頭が良い

・真面目、向上心が強い、完璧主義

・感情が豊かなように振舞っているが、笑顔が不自然だったりする

世の中の発展のために必要な人たち

 

 

おわりに

私の場合は、積極奇異型→受動型→孤立型と変化した。

今(19年9月)はマイペース型と孤立型の中間ぐらい。

 

子供の頃は積極奇異型だった。中学生頃から受動型になり、ASDを自覚して精神を安定させて、孤立型になった。(このブログで「です、ます調」で書いている時は受動型の頃の感覚を使って、この記事のような「である調」の記事は素の感覚に近い)

 

ASDと言えど、様々なタイプが存在する

目立って嫌われるタイプもいれば、世の中の発展のために必要なタイプもいる

ASDといっても様々なんだな、ということが世の中に浸透すればいいな、と思う。

 



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