19.12月 追記
この時点より視野を広げた状態で、発達障害の概念について、整理しました。
→こちらの記事
物理的に神経発達に問題があるのは事実、でも、病気と考えるかどうかは人それぞれ、という、複雑な発達障害の概念を浸透させるより、マイノリティが問題視されない社会になった方が良い、と思います。
追記終わり。
今日は、ASDってそもそも病気なのか、ということについて考察する。
ここで語るASDとは、程度の重い自閉症(喋れないなど)ではなく、過去にアスペルガーと呼ばれていた症状の軽い自閉傾向がある人間について、である。
私の結論としては、凸凹(左脳への偏り)だけでは病気ではなく、何らかの不自由や問題があれば病気とされる、というものになった。
そもそも病気なのかと疑問な理由
・治療法がないなら病気というのは変
治療法がないのに、病気と言われるのは変。
五体不満足の身体障害者みたい。(先天的で今からは完全には治療できないという意味で)
今からどうにもならないけど病気ですよ、と言われても困る。
病気とされるのは、個性として許容できない社会の側の問題もあると思う。
・左脳に偏った人間はいっぱいいる
もう1つの理由は、日本に左脳に偏った人間は多いということ。
多数派ではないけど、少なくはない。環境によっては、半数以上そういう人間がいる環境もある(障害者として集められているわけではなくても)
芸能人にもいるし、アーティストにもいるし、研究者や医師には多いし。
それらの人も、左脳への偏りがあるというだけで病気としていては、社会が立ち行かなくなる。
じゃあ、どういう状態なら病気なのか、と疑問が強くなったので、考察した。
原因について
原因について、
一言で言えば「遺伝子多型+幼少期の環境障害」
参考文献では「一般的に、自閉症が発症する原因は、遺伝的素因と3歳以前の深刻な環境障害の組み合わせだということは明白になっている」とあるが、ガラパゴス化した日本では一般的ではない。(一部の勉強熱心な医師のみ知っている)
欧米では、遺伝+環境障害の環境障害の部分をどう治療するか、というのが一般的らしいが。(日本も分子栄養学を実践する医師は、そういった治療を取り入れている)
まぁ、色々と日本は遅れているから仕方ない(労働環境、人権意識などなど)
早期介入すれば、顕著な改善が見られるそうなので(脳が発達する前に介入するのだから、そうなる)4歳以前で自閉症の兆候がある子供を持つ親は、思考停止して諦めない方がいいと思う。
日本は思考停止文化なので(怖すぎる)、
自閉症→諦めて終わりというのが一般的だが、白黒つかないものに白黒つけて、黒なら諦めましょうっていうのは変だと思う。
ちなみに、日本に左脳に偏った人間が多い理由として、可能性を挙げる。
・アジアの水銀汚染は世界一にも関わらず魚を多く食べる
諸外国の政府が決めている水銀の耐用量はマグロを週2回食べれば超える(参考リンク)
諸外国では大型魚は週2回どころか、1回以下にするべき、全く食べるべきではない、という基準もある。
それを知っている日本人はどれくらいいるのだろうか。
妊婦や幼児向けの基準なので、マスメディアの言説や社会のシステムが
異性愛成人男性前提の社会では浸透していないのだと思われる。
日本における発達障害の多さも男社会で妊婦や幼児の健康が軽視されたせい、と言えるわけだ。(これだけが原因というわけではなく、そういう見方もできる、ということ)
日本だけではなくアジアに多いのかな、と思う理由として、台湾のゲームにもASDのキャラが多い、というのが挙げられる。
台湾の会社が作っている「スリドカ」というゲームの紹介を見ていたら、ASDキャラが3割ほどいた。
欧米のゲームをプレイしていてもASDキャラはほとんど出てこないので、製作者に多いというバイアスだけではなく、絶対数としてアジアに多いんだと思う(恐らく原因は水銀汚染が強い魚を無頓着に食べること。特に日本と韓国と中国)
ちなみに、APPストアで「スリドカ」と一緒に「傑作ロールプレイング」と表示されている、「FF15」も主人公がASDっぽいし。(このライターの他のゲームを見ていてもASDキャラが多く、本人がそういう見た目なので、この人も左脳人間)
日本やアジアに多いんだから気にする必要ないと私は思う。
(と書きつつ、火にかけていて忘れていた鍋を救出…焦げて有害ガスが蔓延していた…ワーキングメモリの弱さは発達障害の特徴である。長期記憶は強いのに、超短期記憶のワーキングメモリは弱いというアンバランス)
・戦後のトラウマ、ストレス社会の影響
環境障害の原因は、水銀を含む重金属やワクチン、大気汚染や農薬、加工食品の増加、妊娠中の飲酒や薬物、虐待や貧困など様々。
戦後のPTSDが強い大人が子育てしているため、虐待による環境障害も増加していると考えるのが自然。
その証拠に、日本だけではなくドイツも左脳に偏った人間が多い。(遺伝子的な影響も大きいかもしれないが、戦後のトラウマの影響もゼロではないと思う)
日本の場合、アジアの水銀汚染という環境障害+戦後のPTSD人間の多さによる虐待の影響、など、重なっているから、左脳に偏った人間が多いと説明できる。(多数派ではないが)
(アジアに多いのは遺伝子要因でも説明できるが、上記の方がセンセーショナルで面白いので、上記を支持してみる)
それゆえ、
・カードゲームやゲームが人気
・レイトンや逆転裁判、「言葉で戦う」など、謎解きや矛盾の指摘、言語という左脳人間が好むコンテンツが市場に出てくる
・おひとりさま文化がある
・コミュ障という概念がある
・ゲームやフィクションに、「真面目」「ユーモアがわからない」「無表情」「淡々としている」「徹底的」「修行マニア」「研究マニア」など左脳人間がモチーフのキャラが多い
・ツイッターが諸外国より人気(ツイッターがSNSで1位なのは日本だけ)、ライン、2ちゃんねる(今は違う名前かも)など、「言語」をツールにしたサービスが流行る(左脳人間ほど、こういったコンテンツにハマっている)
といった現象がある。
水銀汚染された大型魚に注意
上記の水銀が原因という説は私の妄言ではなく、
「発達障害の原因は遺伝子+環境で、環境要因には重金属も影響している」と日本のメインストリームの医師も認めているので、
妊娠予定の女性や妊娠中の女性、幼児は水銀汚染された大型魚を避けた方が良いと思う。
(そして、栄養や健康に関する情報や基準は、北欧などの健康への意識が高い国の情報を参考にした方がいいと思う。)
原因は環境障害だから、栄養状態に問題があり、発育に問題が出る。
私の場合、発育の問題の大きな部分として、歯が足りなかったりする。
ちなみに無自覚ASDの母は足が変で、歩き方が独特である。
大多数のASDは栄養状態に問題があるので、見た目に栄養不足が現れている人も多い。
私は歯が足りないし、元が積極奇異型のASDに共通する見た目をしている。(差別に繋がるのが嫌なので、詳細は書かない)
それは、遺伝子というより環境障害のせいだと思う。母も、その見た目である。
妹もそういう見た目だが、私より程度がマシなので。(妹はASDではなくどちらかというとADHD傾向。遺伝子が原因なら妹はそういう見た目ではないと思うので、母親の栄養障害による影響だと思う)
何があれば病気とされるのか
さて、左脳への偏りだけでは病気とは言えないと書いたが、何があれば病気ということになるのか、考察してみる。
何か問題視するところがあるから病気とされる、その問題とは何か
・内向性の場合(I+T)
内向型+左脳への偏りがあると、自閉的とされる。
日本には内向型が多いが、外向型が多い国では、それだけで問題視されるかもしれない。
日本では、内向型+左脳(MBTIでいうI+Tのタイプ)傾向があってもコミュニケーションに著しい問題がない限り、一般人と同じ扱いをされている。
日本においては、これはあまり問題視されないと考えられる。
・コミュニケーションの場合
一般的に「空気を読まない」というコミュニケーションが問題視される場合。
日本においては、こちらが大きいと思う。
単一民族国家=村社会=集団主義なので、「空気を読む」ということが重視される文化。
そういった文化の中では、状況よりも自分の情動や欲求を優先させる、左脳に偏った人間は目立つかもしれない。
内向+左脳のASDは自己主張をあまりしないが、外交+左脳のASDは自己主張が激しい(過剰な迎合をしない)ので、奇異な目で見られやすいと言える。
MBTIで言うならE+Tのタイプ、特に、TPは自己主張が激しいので、E+TPの積極奇異型は疎まれやすい。
ただ、そういったタイプは他者の気持ちがわからないだけではなく、わかろうとしないので、嫌われていても気付かなかったりする(私の母のように)
内向+左脳型や、外交でもTJタイプは、ある程度の社会への歩み寄りがあるが、E+TPタイプにはそれがない。
内向型は低セロトニンや過敏で内向型になっているため、恐怖心などから社会への歩み寄りがある。
TJタイプはべきねばが強いので、社会への歩み寄りがある。
内向でもなくべきねばでもないE+TPタイプは、コミュニケーションに著しい問題がなくても、その気質だけで、日本では問題視されやすい。
まとめると
・コミュニケーションに著しい問題がある内向型(I+T)
・コミュニケーションに著しい問題がある外向型(E+T)
・コミュニケーションのレベルは一般的だが、自己主張が強いタイプ(E+TP)
が、客観的に問題視される、と言える。
が、問題視されるかどうか、と、病気かどうか、は別である。
病気かどうかは「本人が困っているかどうか」で判断するべきだと私は思う。
上記の、客観的に問題視されるタイプに当てはまっていても、本人が困っていないなら病気ではないのだと思う。
E+Tの外交ASDは過敏性が弱いので(感覚鈍麻が強いのかもしれない)日常生活の困りごとは少ない。(コミュニケーションには問題があるだろうが、それを本人が気にするかによる)
私の母のようにE+TPで、周りが嫌な顔をしていても気にしない人もいれば、E+TJでコミュニケーションに著しい問題があるが、突出した能力で社会に居場所がある人もいる(最後の職場にいた。過去の偉人にも多い)
こういった人たちは、病気ではない、と言えるのであろう。
ということは、ASDというのは、外野が判断することではなく、本人が「私はASD(左脳への偏り+何らかの困難さ)で困っている」という時に使う概念なのではないか、と思う。
私の場合は、上記の問題視される状態に当てはまらないが、感覚過敏で困っていたりするので、ASDということになるのだろう。
そういったタイプに必要なのは、栄養で症状を減らして環境調整をすることだと思う。
栄養で変わる部分と変わらない部分については、別の記事で書く。