発達障害の考察

ASD(アスペルガー)の脳の状態とは。端的に言うと右脳機能不全

更新日:

 

今日はASD(自閉症やアスペルガーの総称)の脳の状態について、考察する。

教科書的には、脳の状態は不明とされているが、大部分に共通する状態はあるので、考察。

 

追記。

更に広い視野で考察した記事はこちら

この記事は右脳機能不全という視点だけだが、上記の記事は他の可能性も含めて考察してみた。

(私と同じようにASDは右脳機能不全ということに気付いて治療を行なっている人の本も紹介しているので、参考にしてみてほしい)

 

ASDの脳は右脳機能不全

 

ASDや統合失調症に共通する脳のアンバランスとして、脳梁のダメージがある。

 

ASDと統合失調症は誤診されやすい。

Wikiで過去のASDの偉人を見ていても、親族が統合失調症と誤診されているのを見かける

(本人が統合失調症と診断されている場合もある。状態が似ているから、統合失調症と呼ばれる脳の状態になりやすい or 誤診されやすいと言える)

 

そんな、ASDと統合失調症の脳での共通点が明らかになってきている。

ASD,統合失調症の共通点と相違点はこの論文を参考にしてほしい

https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1140080915.pdf

 

論文で、ASDの脳の状態が分析されているが、私はASDの特徴として一番大きいのは、

脳梁のダメージによる左右のアンバランス(左脳への偏り)

だと思う。

右脳機能不全による、左脳への偏りがASDの大きな特徴だと思う。

 

ちなみに、レインマンのモデルになったキムピークも、脳梁の障害による自閉傾向だった。

(脳梁の障害の程度で、軽い自閉傾向か重度の自閉傾向か、変わるのだと思う)

 

アンバランスが大きいと記憶力も大きい。

傍目に、「普通(右脳が使える人)とは違う」とわかる人、キムピークや私の母や最後の職場にいた重度のASD男性は、人と違う圧倒的な記憶力があった。

(私が知らないだけで、アンバランスが大きくて、圧倒的な記憶力があっても、頭の良さで普通に見えるように振舞っている人もいるかもしれない)

 

人それぞれ、脳梁のダメージの程度が違う。(ゼロか100ではないので)

そのダメージの程度で、グレーゾーン~重度と客観的に判断されるのだと思う。

客観的に軽度でも主観で困っている人もいるし(過去の私)、客観的に重度でも主観で困ってない人もいる(私の母など)

 

ちなみに、参考文献によると、右脳・左脳の認知特性は以下になる

 

左脳優位の認知特性

視覚→文字、単語、熟語、文章

運動→微細な随意運動

(なんのことだろう。チックのことかな)

記憶→言語的記憶

言語→発話、読み、書き、計算

 

右脳優位の認知特性

視覚→幾何学図形、顔、漢字一文字

触覚→点字、図形の認知、立体物

記憶→映像的記憶

空間処理→地理、方向感覚、図形の心的回転、イメージ操作

 

私は、右脳優位な認知特性を持つASDを見たことがない。

 

表情を読み取れない、言葉だけに引きずられる(言葉だけで判断して、言葉だけで伝えようとする。言葉の正しさに拘り過ぎる場合もある)のが、ASDの特徴だと思う。

それも、右脳機能不全で左脳しか使えないとなると、納得がいく。

(人によって、程度の違いはあるが)

 

身近な例でいうと、私も母も、右脳的な機能が使えない。

方向音痴、空間認知が苦手

私より母の方が程度が強いので、母は私よりも方向音痴で、人の表情を読めない。

(空間認知は海馬も影響しているようなので、発達障害がある人に共通している、海馬の変化が影響している可能性もある。

右脳機能不全や海馬や、色々な理由で、方向音痴の症状が出るのだと思う)

 

それでも、「自分は普通。少しADHD傾向があるかな」ぐらいにしか思っていない、無自覚ASDの視野の狭さにはびっくりする。

周りから奇異な目で見られていても、気付かない・気付けないのもあるのだと思う。

母のなかで、ASD=黙っていて静か、みたいな誤学習があるから、理解できないのであろう。

 

過去の私もそうだったが、思考停止して視野が狭くなっているASDは、色々なものに気付いていない、見えていない

(ワンパターンで認知して、他の可能性を見ないからかもしれない)

そういった、脳の特性ゆえの視野の狭さで、生きづらくなっている人たちが、自分は悪くなくて脳が多数派(右脳も使える人たち)と違うんだ、と気付いて楽になればいいなぁ…と、発信している。

 

追記

ASDを公表しているテンプル・グランディン(INTPといえる)の著書、「自閉症の脳の謎を読み解く」を読んだ。

 

テンプルの脳は

 

・短期記憶の弱さ

 

・小脳が一般人より20%小さい

運動能力の問題

 

・人の顔に反応しない

 

・左脳脳室が右脳より50%長い

・大脳左半球の白質が15%大きい

 

・扁桃体が大きい

 

などの特徴があるそう。

 

テンプルは脳梁が人より少ないというわけではないようだが、左脳への偏りがあることは、わかる。

(追記前の記事は、全員に共通して脳梁のダメージがあるという前提だったが、そうではないと言える。ただ、何らかの原因で左脳に偏っているのは確実だと思う)

 

多くの人に共通するのは、

 

海馬の異常(短期記憶の弱さ)

 

扁桃体の異常(恐怖心が強い)

 

小脳の異常(運動能力の問題)

 

・人の表情がわからない

 

左脳への偏り(脳梁が原因だったり、テンプルのように物理的に肥大していたり)

などだと思う。

 

これは、最初の論文とも共通する。

ただ、全員に共通する脳の状態はないと言えるのが、唯一絶対の答えである。

 

テンプルは、ASDの特徴として

細部が目につく」「記憶力が良い」「連想が強い」を挙げていたが、これは、多くのASDの人に見られると思う。

詳しく知りたい人は、テンプルの本を読んでみてほしい。

 

ただ、ASDの人に多い(TJに多い)、

唯一絶対の答えを欲しがるタイプは、答えが載っていると期待しすぎないように(私がそうだった)

 

共通点はあるが最終的には人それぞれ違う、というのが答えである。

 

発達障害の原因とされる、海馬の発達遅延や、脳梁のダメージは虐待でも起こる

原因はリスク遺伝子+環境障害による遺伝子のスイッチが入ること、だと思うが、その、遺伝子のスイッチが入る環境障害は、日本にありふれている

(虐待、農薬、重金属、薬、大気汚染、栄養障害、ハラスメントなど)

 

遺伝子が多く環境障害も多いのだから、絶対数が多い

遺伝子が多い事実は変えられないが、環境障害を減らして発症数を減らすことはできる。

発達障害を問題視するのをやめることと、環境障害を減らしていくことが必要だと思う。

追記、ここまで

 

ASDは日本に多いし、多数派の視点から見て「病気」とされているが、人種の違いのようなものだと思う。

右脳も使える定型発達の人たちは、定型発達同士でコミュニケーションできる。

右脳機能不全なASDは、ASD同士で、コミュニケーションできる。

(ASD同士なら、コミュニケーションはうまくいく。コミュニケーションに問題があると言われているが、それは定型発達の視点から見た場合)

(ただ、無自覚ASD同士の場合、視野が狭く思い込みが激しい同士で関わるので、対立・反発しているのをよく見かける。過去の私も、母を含む無自覚ASDたちと衝突してきた)

 

ASDを自覚して、視野が広いASDが多い環境を選べば、ストレスが減って楽しく生きられる。

ASD同士なら認知特性が似ていて、話が通じるし、興味関心も似ているので。(一人が好き、外に出たくないなど)

 

なので、劣等感や疎外感は不要

栄養補充や認知の修正をして、合う環境を選べば、それでいい。

不要な劣等感がある人は、当ブログのMBTI別の偉人・有名人の一覧を見て、過去の偉人や有名人にもASDは多いから悩む必要はない、と思ったら良いと思う。

左脳人間はTJやTPになる。

(偉人と自分は違うという冷静な意見もあるだろうが、同一視を都合よく利用すればいいと思う)

 

原因について

 

他の記事でも書いているが、左脳人間は原因が気になるだろうから、原因を書いておく。

(原因について詳しく知りたい人は、この記事の原因についての部分を参照)

 

原因として、

遺伝子多型+虐待や環境障害で脳梁や他の部位に不具合が出る

(脳梁以外にもASDに共通する変化はあると思う。海馬や扁桃体の異常など。上記の論文の分析も参考になると思う)

 

→左脳に偏る+その他の症状(脳の不具合や栄養不足による)

→ASDと言われる

(客観的にどうでも、本人が主観で困っていなければ、病気とは違う)

となる。

 

遺伝子が関係しているため、似たような見た目をしている(わかる人にはわかる)

ASDの観察をしていたら、外国人までわかるようになった。

見た目が特徴的である。

見た目や喋り方、文章の書き方でわかるようになれば、似た人たちを選んで関われるようになる。

 

分析力に自信がなくても、自己肯定的になれば、似た人が多い環境を選べる

そうすれば、相互理解の難しさによるストレスは減る。

繰り返すが、日本は左脳人間大国なので(詳しくはこの記事)気にする必要はないと思う。

 

自己否定感や体調不良が強い人も多いので、場合によって、栄養補充をしたり認知の修正をしたら良い

栄養補充や認知の修正は、このブログの情報を参考にしたり、左脳人間がほとんどな、分子栄養学を実践する医師の情報を参考にしたり、病院に通ったりしたら良いと思う。

 

医師や病院を選ぶ際、似た人たちを選んだ方が良いと思う(私の経験として、右脳優位の医師では、話が通じなかったり合わない食事を勧められたりする)

カウンセラーは右脳優位がほとんどなので、関わらない方がいいと思う。

 

その後、過敏とかがなくて配慮が不要なら気にせずに似た人たちがいる環境を選ぶ、過敏や二次障害があるなら診断をもらったり手帳をもらったりする、で、良いと思う。

過去の私のように、不当に「自分が悪いのでは」と思わされている人が、自分は正しかった、脳が多数派と違ってただけなんだ、と気付いて楽になれば良いなぁ、と思う。

 

参考文献

(右脳の認知特性、左脳の認知特性について引用)

 

著者は右脳が使える定型発達の人なので、このブログの読者は読んでも面白くないと思う(右脳人間らしく、常識的、教科書的なことしか書いてないし)

 



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