19.12月 追記
この時点より視野を広げた状態で書いた、発達障害の人に共通することは、こちらの記事を参考にしてください。
発達障害の有無を問題視するのではなく、マイノリティが排斥されない社会を作ることが必要だと思います。
追記終わり。
どの社会にも2-3割はASDがいるだろうけど、日本や韓国は特に多いと思う。
主観や客観的データをもとに考えると、日本に、ASD(自閉症やアスペルガーの総称)はグレーゾーンと呼ばれる人を含めると3-4割はいると感じる。
ネットにはもっと多い。ブロガーで見たら、半数以上はそうだと思う。
(だからASDというだけで問題視しても仕方ない。数千万人はいるのだから)
客観的データ
実際に、日本と韓国がASDの患者数1,2位という論文があり
日本人の花粉症やアレルギーは3-4割いるという統計がある
また、こちらのデータでは、アレルギーの症状がない(発達障害がない)のは4割しかいないとわかる
上記のデータは、
重度の栄養障害と発達障害が2割(幼少期の環境障害が大きかったり、発達障害+虐待があったりした場合)
中程度が2割(定型発達と違うことを自覚)
発達障害があるが程度が弱く無自覚で定型発達に混じって暮らせるのが2割、
定型発達が4割という体感の分布と一致する
(この体感の分布が、唯一絶対というわけではない。ただ、私はそう感じる)
主観の観察、データ
発達障害があっても花粉症やアレルギーがない人もいるけど、
花粉症やアレルギーがある人はほぼ100%発達障害がある
(ASDかADHDかは人による)
最後の職場のデータ(特に発達障害が多い環境だった)
3年間で約50人と関わった。
発達障害(グレーゾーン含む)は約30人
ASD傾向が目立つ人が全体の半数ぐらい、ADHD傾向が目立つ人が全体の10%弱
発達障害(グレーゾーン含む)30人のうち、花粉症やアレルギーがあったのは10人ほど(私が気付いていない人も含めれば、20人ぐらいはいたのだと思う。
3年目で自覚したので、1〜2年目で関わった人で気付いてない場合もある)
花粉症やアレルギーがあり、発達障害の傾向がない人はゼロ。
花粉症やアレルギーの程度が強い人ほど、発達障害の程度も強かった
(でも、発達障害の程度が強くても、花粉症やアレルギーが見えない人もいるので、発達障害があるからといって花粉症やアレルギーがあるとは言えない。
花粉症やアレルギーがあると、発達障害がある、とは言えるけど(本人がどこまで自覚しているかは、人による))
私が思う、日本における分布
症状の程度は人による。
上記の職場のデータでは、ASDグレーゾーンを含む25人ぐらいのなかで、誰しもが定型発達と違うと気づくレベルは、3人ほど。
50人だと6 %ぐらい。
なので、主観の観察と客観的データをもとに考えると
日本には、重度のASD(誰が見てもASDとわかる、医師に自閉症や広汎性発達障害と診断される人)が数%
グレーゾーン(個性か病気と考えるか、人によって違う。医師によって診断したりしなかったり)が3-4割
(環境によっては半数以上)
ADHDが1割前後
という分布だと思う。
ASDとADHDを合わせると、日本の人口の半数以上を超えるのだから、発達障害だからと問題視しても仕方がない
(国民病だから、問題視するのかもしれないけど…)
花粉症やアレルギーのない発達障害もいる
花粉症やアレルギーのない発達障害と花粉症やアレルギーのある発達障害とをあわせると、日本全体の半数以上を超えると思う。
ASDもADHD傾向もない、脳のバグが少ない定型発達の方が少数派なのに、発達障害を問題視するのは、狂っていると思う。
花粉症やアレルギーと発達障害が関連する理由
花粉症やアレルギーの原因は、腸内環境の悪さで、腸内環境の悪い人は発達障害がある場合が多い。
幼少期の
ストレス(虐待、栄養不足、重金属汚染など)・抗生物質・帝王切開など
↓
腸内環境悪化
↓
リーキーガット
↓
リーキーブレイン
↓
脳の炎症
↓
神経発達に問題が生まれる
↓
神経発達障害(ADHDやASD)
となる。
主流の医師はリーキーガットという表現を使いたがらないらしく、主流では、「過剰腸管透過性」「腸管透過性亢進」などと呼ばれている。
花粉症やアレルギー以外の、症状
発達障害があると腸内環境が悪いので
・花粉症
・アレルギー
・アトピー
・乾癬、湿疹などの皮膚の炎症
・喘息
・自己免疫疾患と教科書的にも認められている病気(橋本病、パセドウ病など)
・1型、2型糖尿病
・ALS
・白血病
・パーキンソン病
・アルツハイマー
・過敏性腸症候群
などの病気や症状がある。
ASDやADHDは自己免疫疾患の一種だと、明らかになりつつある。
(詳細はこちらの記事)
なので、ASDやADHDがあると、上記の病気も併発していることが多い。
上記の病気も、今後、自己免疫疾患だと認められていくのだと思う。
(既に認められているものも入っているかも)
日本には、これらに当てはまらない人の方が少数派だと思うので、日本人にはリーキーガットが多いと思われる。
(そういう栄養障害大国なので、ルッキズム大国なのも仕方ないのだと思う。)
リーキーガットがあって、腸→脳の炎症があっても、ASDを発症するかどうかは、リスク遺伝子の有無によると思う。
日本にはASDのリスク遺伝子を持つ人が多いらしく、リスク遺伝子+環境障害の多さで、ASD大国である。
(グレーゾーンは無自覚も多いが。
全世界に3割いるとして21億人、日本に4割いるとして5000万人、ASDというだけで問題視しても仕方ないが)
数が多いのだから、病気扱いは変
発達障害大国なのだから、発達障害を病気扱いするのではなく、広く受け入れる必要があると思う。
(たった1つの正解を求める左脳社会をやめて、多様性を認めれば、発達障害を含めたマイノリティの人にも居場所がある社会になる)
今の日本には、腸内環境が乱れた結果として、発達障害やアレルギーや皮膚炎になって、見た目や年収や肩書きなどの外側しか気にしない人が多い。
(物理的に肌に問題がある人が多かったり、認知機能がバグっていたり)
発達障害大国なのに、発達障害を問題視して、軽度の発達障害が重度の発達障害を問題視して、治療や研究をしているのも、不気味だと思う。
人は誰しも狂った部分がある、特に日本人には脳の凸凹がある人が多い、と認めて、ありもしない「普通」を作って、普通の基準から外れないように必死になるのをやめたほうが良いと思う。
「普通」が少数派なのに(だからこそ?)「普通」の型にはまろうとしている人が多くて、怖いなぁ、と思う。
参考文献
定型の医師が書いているので、万人受けしていてAmazonで星5の本
(ASDの人間が書いている本は、質が高くても星4のことが多い…
自分にとって星5でも、Amazonでは星4というパターンが多い)
実際に、質が高く、定型医師らしく広範囲をカバーしていると思う。
ASDやアレルギーがある人は、「免疫影響型腸」の対処法を参考にしたら、症状を改善させることができると思う